2010年3月14日日曜日

EQ: 作業環境 03 アーロンチェアよりエルゴヒューマン

■バランスチェア、アーユルチェア、座骨が安定するなんとかチェア……座業なので椅子もいろいろ試した。人気の高いアーロンチェアも2年ほど使ったが、良くなかった。わしだけではなく、友人複数も同じ意見だ。190cm くらいの欧米人を対象に設計しているのではないか、要するに大きすぎる。
たしか M、Lの2サイズがあって、M を選んだが、座面前縁部分が硬く──座面はメッシュなのだが、前縁はメッシュが硬いフレームに接していてクッションがない──そこに接する太ももの裏側が血行不良で痛むのだ。
わしの体が短すぎるわけではない。身長173cm だが、股下83cm で脚は長い。欧米人はスネから下が長い(?)から座面が高いのであろうか。
5年ほど前、エルゴヒューマンチェアに換えた。8万数千円で、12万くらいしたフル装備のアーロンをヤフオクで売った代金でおつりがきた。
エルゴは日本の設計で、ルックスはアーロンに劣らず、アーロン的欠点がない。
ランバーサポートはアーロンのように簡易的ではなく、独立パーツで立体的。座面のサポートも良好で、尻と腰が安定し、疲れにくい。
高さ、角度が調節できるヘッドレストは、作業時には関係ないが、リクライニングして小休止するときにありがたい。写真にあるように、オットマンを使うと、ちょっとした安楽椅子のように体を伸ばせる。
アマゾンなどでは7万を切っているので、椅子をお探しの方は検討の価値ありと思う。
3月31日付記
■久しぶりに調べるとエルゴの新型 "PLUS" が出ていたのでオーダーした。明日届く。購入をお考えならOffice Chairs がお勧め。
日本最安(PLUS は¥69820で購入)、在庫、対応、アフターケアも申し分なし。

2010年3月10日水曜日

EQ: 作業環境 02 BOSE WAVE RADIO は最高の iTunes speaker


■締め切りがある、こういう仕事をしていると、お忙しいでしょと言われるが、じつはけっこうヒマである。出版不況で仕事が減っている(冷汗)からではない。月に100ページ作っていたときも、大して忙しくはなかった。
ひとりで、自宅で仕事しているので、通勤の必要もなく、上司や会社の命令に従う必要もなく、24時間自由に使えるからである。朝起きて、野菜ジュースではなくビールを飲んでもいい。ほんのちょっぴり後味が悪い程度だ。まあそういうふうに制限がぜんぜんないのも、ある意味寂しくもあるのだが。

■仕事をしているときも、本を読んでいるときも、なんもしていないときも、大抵は音楽を流している。FM が主だが、MC がアホでぎゃぎゃあうるさかったり、曲がガキだと、MAC の iTunes に換える。3405曲ライブラリーしている。70年代80年代のロックなどが好きだが、最近はクラシックを聴くことが多い。いくら聴いても、やはりいちばん陳腐化しないから。
再生機器もいろいろ試したが、結局、BOSE WAVE RADIO に落ち着いた。CD がついていない初期型でとっくに絶版になっている。CD にともなう、ピックアップやモーターなど機械部品が無いので故障しにくく、回路もシンプル、BOSE 独自の導音管(?)も長くとれるので、新しいモデルよりむしろ音質がいい。
2、3工夫もしている。iTunes のサーバーは新しい27インチの iMAC (i5) 、素晴らしいデスクトップだと思うが、音楽専用機では無いのでサウンドボードは普通、改善のため、ONKYO の USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX(W) を介し、アナログアウトから、WAVE RADIO AUX に入力している。iTunes には Volume Logic というイコライジングプラグイン。この二つで音が格段に良くなる。
写真のとおり、花崗岩ブロックと純正のガラステーブル(すごく重くて上質)で設置高を上げている。設置幅が足りないためなのだが、防振、スピーカーが耳の高さに近づくことで、BOSE本来の、音の自然さ、リニアリティがよりよくなるようだ。
WAVE RADIO、98年に¥55000で買ったが、いい買い物だった。一生モノだ。

EQ: 作業環境 01 デスクまわりの電磁波対策



■85年に、東京でライターをやることになったとき、上京後最初に買ったのがこの机だ。もちろん金はなかったから、マルイのカードを作ってそれで。よく覚えているなと思うが、たしかチェスト込みで38500円だった。
以後25年使っていて、わしは最初からフリーランスとして出発し、自宅で仕事をしているので、延べ時間にしたら丸5年はこの机に向かっているのではないか。
天板が70×170cm と広くて使いやすく、いまだなんの問題もない。わしが、モノを大切にすることもある。モノはええから人間関係大事にせえやと言われそうだが。
■アクリルボード下に敷いたグリーンのシートは電磁波対策。日本人は一般に電磁波による健康障害についての意識が低いが、北里大学などの研究によると、屋内配線と、家電や PC による家庭内電磁波被爆はじつはとても危険で、シックハウスの黒幕(主因、トリガー)なのだ。
わしデスクは木製だが、机上の機器により帯電していて、専門家に計測してもらったところ、かなりやばい数値だった。
このグリーンシート、良導体である銅が繊維に織り込まれていて、コンセントのアース極を検知する特殊な装置に結線し、電磁波をアースに逃がす。
LED デスクライトやマックも同様に対策し、現在、デスク周辺環境はヘルシーだ。
あなたが原因不明の体調不良をお感じであれば、その原因は家庭内電磁波被爆かも知れない。この件についてのわし記事を参照されたい。